BPOアワード2025 ― 開催レポート

2025年9月10日、渋谷「The Place Shibuya」にて、「BPOアワード2025」を株式会社aubeBiz、株式会社TryMamの共催で開催いたしました。本アワードは、日本の人材不足という社会課題に対し、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)という選択肢の価値を可視化し、より多くの企業と社会に届けることを目的に開催されました。BPOに挑む企業の努力と成果を称えるとともに、「社会課題にどう立ち向かうか」「BPOが未来にどう貢献できるか」を考える機会となりました。


表彰式
内閣官房 新しい地方経済・生活環境創生本部事務局地方創生推進室 参事官補佐
髙木亮輔氏よりご祝辞

来賓として登壇された内閣官房 新しい地方経済・生活環境創生本部事務局地方創生推進室 参事官補佐の髙木亮輔氏は、受賞企業・関係者への祝意とともに、「地方こそ成長の主役」であると語られました。政府が掲げる「地方創生2.0」の取り組みに触れながら、東京一極集中を是正し、テレワークによって全国どこでも働ける環境を整えることの重要性を強調。内閣府としてもBPO事業者の取り組みを積極的に後押ししていく姿勢を明らかにされました。「今回の受賞事例が、全国の企業や自治体にとって新たなモデルとなり、地域の特性に応じた取り組みが広がっていくことを期待している」と結ばれました。

表彰式 ― 各社の挑戦が未来を照らす

審査は「社会課題への貢献度」「革新性・独自性」「成果実績」「拡張性・持続性」「プレゼンテーション力」の5つの基準で厳正に実施。受賞企業6社が描くBPO事業が紹介され、会場には感動と拍手が広がりました。

受賞結果
  • グランプリ 株式会社プライムコム
  • 準グランプリ 株式会社女性が働きやすい会社
  • 審査員特別賞 株式会社TryMam
  • DX推進奨励賞 WEB・BizMates
  • エキスパートBPO賞 COMONS
  • ローカルイノベーション賞 有限会社中村石油

特別講評員 パソナJOB HUB ソーシャルイノベーション部長
加藤遼氏より講評

パソナJOB HUB ソーシャルイノベーション部長の加藤遼氏は、「これからのBPOは“ウェルビーイング”である」と提言。「旅するように働く」ライフスタイルを実践してきた経験から、働く人の自由と幸福が新しい価値を生み出すことを語られました。さらに、BPOはビジネスとしての価値にとどまらず、社会全体のウェルビーイングを実現する可能性を秘めており、その中心には挑戦を続けるBPO事業者の存在があると語りました。最後に受賞者の取り組みに深い敬意を表し、「リスペクトを送りたい」との言葉を贈られました。


審査委員長 一般社団法人ベストライフアカデミー代表理事
前田出氏より全体総評

続いて、審査委員長の前田出氏(一般社団法人ベストライフアカデミー 代表理事)は、弊社aubeBiz代表の酒井と長年にわたり業界を共に歩んできた背景に触れ、「3年後、5年後には、より大きな舞台で堂々とBPO事業を語ってほしい」と、未来への期待を込めた言葉も贈られました。一方で、長年業界を支えてきた立場から、「BPOの本質は“自ら成果を出すのではなく、成果を出させてあげること”」と指摘。企業がクライアントにどう寄り添い、仕組みを築いて成果を生むか―その姿勢が今回の評価の決め手になったと語られました。温かい拍手が会場を包み、受賞者への敬意が共有される時間となりました。


結び

今回のBPOアワードを通じて、BPOは単なる業務効率化の手段ではなく、地域社会と働く人々のウェルビーイングを支える新しい社会基盤であることが改めて示されました。全国から集まった事業者が互いの挑戦を称え合い、共に未来への可能性を共有したこの一日は、「 BPOの力が、これからの日本の働き方を変えていく 」ことを強く印象づける機会となりました。


次回に向けて

BPOアワードは、挑戦し続ける企業と人の歩みをこれからも応援していきます。 次回開催では、さらに多様な分野での取り組みや、新しい連携の形が生まれる予定です。 私たちaubeBizは、BPOを通じて「働くをもっと自由に、もっと幸せに」する社会を目指し、 次のステージへと歩みを進めてまいります。 どうぞ、次回のBPOアワードにもご期待ください。

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